こちらの記事ではハワイ島への旅行をプラン・検討中の方へ、オアフ島在住の私がハワイ島に行ってよかったと思うことを、オアフ島との比較もしながらまとめました。
日本では「ハワイ島」と呼ばれる島は、ハワイでは「ビッグアイランド The Big Island」と呼ばれています。
通常、みなさんがハワイといったときには、ホノルル市のあるオアフ島を思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、
じつはこちらのハワイ島はオアフ島の7倍弱、東京の5倍弱ほどの大きさのある島なのです。
そんなわけでハワイ島は見所もたっくさんあります。
ハワイ島一日ツアーというのもあるようですが、私たちは今回5泊6日かけてハワイ島をぐるっと一周し、もうあと2泊くらいしたいくらいのボリュームに感じました。
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Contents
ハワイ島の魅力・オアフ島との比較
ハワイ島ならではの大自然が満喫できる
自然といえばカウアイ島もとても美しい島ですが、ハワイ島はやはり面積も大きいので見どころが多種多様、たくさんあります。
ビーチ、海、山、滝、星空、溶岩。。
ビーチ、海、小さな山あたりはオアフ島でも楽しめますが、とくに星空はなんといっても世界的な天文台のあるハワイ島がいちばんでしょう。
ハワイ島は全体的に星空のために照明も意図的に暗めにされています。
海もオアフ島と比べて透明度が高くきれいです。
黒い砂のビーチもあったりします。
アロハにあふれたハワイ島の人々と触れ合える
ハワイ島では、オアフ島よりも頻繁に「アロハ」「マハロ」の言葉を耳にします。
しかもただ言葉だけ言っているのではなく、人々の醸し出す雰囲気がアロハに満ち溢れています。
ショップやレストランでは飾らない、素のやさしさ、あたたかさで接してくれるハワイ島の人々の接客が心にしみます。
これもなかなかハワイ島一日ツアーでは体験しづらいことかもしれません。
街に行く機会があったら、ぜひ車で通り過ぎるだけでなく、お店に立ち寄ってみることをおすすめします。
ローカル感あふれるかわいいハワイ島の街
ハワイ島がオアフ島のどこに雰囲気が近いかというとノースショアの感じに少し似ています。
自然の規模についてはちょっとオアフで似たようなところは思いつかないのですが、街の雰囲気は、少しまた違いますが、ノースショアの素朴な感じに近いように思います。
実際ハワイ島の街に行ってみるとコナ地区以外はもっとローカル感満載ですが!
ノスタルジックな街とあたたかい街の人々とかわいいお店たちと、そのすべてが一体となってそのハワイのローカル感を醸し出している感じです。
前述しましたが、ハワイ島のローカルタウンに行かれた際は、ぜひ時間がゆるせばできるだけたくさんお店をのぞいてみてください。
いろんな出会いや発見があるかもしれません。
映画「ホノカア・ボーイ」で有名になったホノカアもそうですが、ハワイ島のとくに郊外には絵にかいたようなかわいい街がいくつかあります。
ドライブの途中で小さな街を探検するのもハワイ島散策の醍醐味です。
ローカル感、ヒッピー感漂う街の散策は私的にはとても楽しく感じました。
ナチュラルな夜の静けさを楽しむ
ハワイ島は夜間も全体的に照明が暗めで、建物もほとんどが低層。
ホテルやショッピングセンターでさえも、夜間は照明を落とします。
コナ地区にあるショッピングセンターに行ったときは、照明があまりにも暗いのでちょっとびっくりしましたが、それでも怖い感じは不思議としませんでした。
むしろ個人的にはあまり照明がこうこうとしているよりもちょっと薄暗いくらいの方が落ち着きましたし、なんだかもの珍しくて印象に残りました。
これがオアフ島だったら、照明があれだけ暗いと怖く感じると思いますが。
夜には照明も少なく、ひっそりと静かに夜を過ごす。
自然とともに生きる。
太陽とともに起きて、太陽が沈んだら休む。
高層ビルや主張の強い近代的な建物もなく、大自然に人々の生活が馴染んでいるかんじです。
そんな現代人の私たちが忘れていた人間本来の生活が体験できるのがハワイ島の魅力の一つだったりします。
これはハワイ島一日ツアーでは体験できないことなので、ぜひできればハワイ島に何日か滞在してみられることをおすすめします。
オアフ島とはまた違うハワイの魅力を知ることができます。
オアフ島にない雰囲気のショップ、カフェやレストランがある
カイルア・コナのショップは観光客メインな感じでとくに目新しい感じはしませんが、ヒロや郊外のローカルタウンにはオアフ島にはない雰囲気のショップやカフェ、レストランがたくさんあります。
ヒップスターなナチュラル系いまどきカフェもオアフよりさらにナチュラル感が強く(抽象的ですがほかに表現が思い浮かびません^^;スタッフの方やインテリア、メニューからの印象です。ぜひ実際に行ってみてください☆)
どこのカフェやレストランに行っても、何をオーダーしてもたいていおいしいです。
実際事前にお店を調べてから行った、もしくは旦那さんがもともと知っていたこともあり、訪ねたお店はすべてアタリでした。
また比較的丁寧に作られている感じがします。
(お店にもよるんですがあくまで全体的に。。)
価格の安いお店でも盛り付けに配慮されている感じがするお店がありました。
(オアフはなかなかその点難しいです。。)
ハワイ島の神話に思いを馳せる
ハワイ島には様々な神々の神話が語り継がれています。
レインボーフォールも有名な観光スポットですが、女神ヒナの神話に思いをはせながら眺める滝は観光をより楽しいものにしてくれます。
ハワイについての歴史や神話などについて少し勉強してからいくと、さらにハワイの文化への理解が深まって旅がより一層充実したものになるのではと思います。
遺跡などをめぐるのも昔のハワイの人々の生活が少し想像できて楽しいです。
水がおいしい
正直オアフ島で水がおいしいと感じることはほぼないのですが(でもオアフの水道水の水準は高いと思います)、ハワイ島に来て感じたのは、どこに行っても水がおいしいということです。
個人的にはこれはうれしかったです。
車の運転がしやすい
信号や一方通行がいっぱいあって、高速も複雑なところがあったり、車線が入り乱れて道に慣れないと車の運転に慣れた人でもちょっと大変なオアフ島でのドライブ。
ハワイ島では道がほとんど一本道でシンプル、複雑な交差点や車線や高速もないので比較的車の運転が簡単です。
ただ夜道は街灯が街中でも少なく、とても暗くてよく見えないためそこだけがちょっと怖い点です。
マウナケア星空観測の後、夜間にボグ(火山霧)の中を車で走ったときは、なんだか対向車とぶつかりそうでちょっと怖かったです。
夜道の運転はできることなら極力避けたほうがよいです。
駐車場に困らない
現実的な話、レンタカー時に困るのが駐車場事情。
何かと車を停めるのに困るオアフ島ですが、ハワイ島では、カイルア・コナ、ヒロ含め駐車場に困ることはありませんでした。
しかもたいてい無料。
ストリートに停めなければいけないときも、オアフ島のように混んでて駐車スペースを巡ってぐるぐる回らなければいけないことは一度もありませんでした。
(ある程度の土地勘は必要かもしれませんが。。)
オアフ島在住の私がハワイ島に旅行してみて思ったこと
同じハワイ諸島でも全く雰囲気の違うオアフ島とハワイ島。
オアフ島もリゾート地ですが、そこからハワイ島に旅行してもかなり時の流れが違ってゆったりとリラックス&リフレッシュできました。
カウアイ島に行ったときも思いましたが、やはりオアフ島は大きな都市だなあと。
日本からオアフに越して来た当時は、オアフ島はやはり規模が小さいなあと思っていましたが、オアフ島とハワイ島を比べたときに、オアフ島はハワイ島と比べて「都市」という感じがすごくします。
またやはりオアフ島の方が商業的にずっと進んでいて、ビジネス感があるというか、商売っ気がある気がするんですね。
物価や家賃の高騰でホームレスや犯罪の増加傾向にあったりと、生活するのが年々厳しくなっているオアフ島ですが、オアフで働く人や生活する人々の表情がストレスフルだというのがハワイ島に来てより強く感じました。
ハワイは時間にルーズでのんびりしているというのはよく言われますが、一方、オアフ島はアメリカ本土から移住している人も多くいますし、これだけの都市の規模になると大都市と同じようなペースで生活している人もたくさんいて、大都市並みにストレスフルな環境にいる人もたくさんいます。
(もちろん残業の多さについては、日本と比べた場合は比較になりませんが、ハワイがというよりはそれはもう日本のお国柄という感じがします。。)
私が見た限りでは、ハワイ島の人も割と時間に正確でどのサービスの人もスピーディーに仕事をこなしていた印象ですが、その仕事を好きだからやっている、自分もその仕事を楽しんでいるという感じを受けました。
だからなのか、オアフ島と時間軸はあまり変わらなくても、ストレスフルだなあという印象は受けませんでした。
もちろんオアフ島よりどのサービスも閉まる時間が早いというのはあるかもしれませんが。。
ただその分収入を得るのは難しいと思うので、生活をしていくのはオアフ島より厳しいと思います。
実際、ハワイ島のよりナチュラルでまったりした感じに惹かれてオアフ島からハワイ島に引っ越してみたものの、収入を得ることができずオアフ島に帰ってきた人がいるという話も聞きました。
ハワイ島では各々を尊重し合うという意志がとても強いように思います。
そんな温かくも強く、ありのままを受け入れて、ハワイに住むことの恵みと誇りをもって生きているハワイ島の人々に触れた時、本当にリフレッシュすることができた今回の旅でした。
リゾートやショッピングを手軽に楽しみたいということであればオアフ島もよいですが、本当の意味で「ハワイ」を感じたい、人間本来の生活に戻って静かにリラックスしたときを過ごしたい、大自然の恵みを感じたいということであればやはりハワイ島に行くのがおすすめです。
本当の「ALOHA」、ハワイに出会えます。
ハワイ島に行く前に知っておくべき注意事項と服装準備

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